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2014.6.2

地雷除去の貢献に謝意

公明新聞:2014年6月3日(火)付

山口代表らが応対 国連の対策部長が表敬

 

公明党の山口那津男代表は2日、衆院第2議員会館で、国連PKO(平和維持活動)局地雷対策サービス部(UNMAS)のアニエス・マカイユ部長の表敬を受け、懇談した。

冒頭、マカイユ部長はUNMASの財政面における最大の貢献国である日本に謝意を述べるとともに、その推進役である公明党に対して「長年にわたる対人地雷除去支援の活動は世界規模で広がりを見せている」と強調した。

山口代表は、公明党が今年3月、地雷除去支援小委員会の体制を強化して地雷除去支援プロジェクトチーム(遠山清彦座長=衆院議員)を設置したことを紹介。さらに、防衛装備移転三原則の策定に言及し「国際貢献の幅を広げられる」と述べた。

一方、マカイユ部長はUNMASが現在、アフガニスタンやイラクなどで使用され、住民の安全を脅かす即製爆発装置(IED)の除去対策としてデータベースの作成を進めていると報告し協力を求めた。

山口代表は「グローバルで正しい情報が手に入れば効率的な(IEDの)除去につながり安全性も確保される」と述べ、「各国の連携がさらに重要となる」と語った。