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2018.11.26

暮らしの安心確保へ 予算委員会質疑

衆参両院の予算委員会は26日、安倍晋三首相らが出席し、内外の諸情勢に関する集中審議を行い、公明党から衆院委で伊藤渉氏、参院委で平木大作氏がそれぞれ質疑に立った。

伊藤氏は、今年の風疹患者数が2000人を超え、今後も感染拡大が懸念されていることについて、特に妊娠初期に感染すると胎児に影響が及ぶ可能性があることから、「予防接種を受けやすくし、抗体保有者を増やす取り組みを強化してもらいたい」と訴えた。

また、予防接種や抗体検査の費用助成に関して、自治体で取り組みに差があると指摘し、「風疹を予防接種法に位置付けた上で、2018年度第2次補正予算案で助成対象者の拡大を検討してもらいたい」と強調した。

根本匠厚生労働相は、風疹対策について、他の世代に比べて低い30~50代男性の抗体保有率を高める対策を早急に進め、「抗体検査に対する補助の対象拡大、予防接種法上の位置付けも含めた方策を行う」と応じた。

一方、平木氏は「災害に万全な備えをするのが政府の役割」と強調。防災・減災、国土強靱化を第2次補正予算案の柱に据えるべきだと訴えた。安倍晋三首相は、着手すべき課題に対応するため「必要な予算を確保する」と答えた。

また平木氏は、災害時の輸送道路確保の観点から「無電柱化を加速すべきだ」と強調。石井啓一国土交通相(公明党)は「積極的に取り組みたい」と述べた。(2018/11/27公明新聞)