2016.2.7
信州テラスを開催 党長野青年局
公明党長野県本部青年局(中川宏昌局長=県議)は7日、国会議員が青年のさまざまな質問に答える「信州テラス」を塩尻市で開いた。「テラス」は政治を身近に感じてもらうため昨年2月に始め、これが7回目。平木大作・党青年委員会副委員長(参院議員)が出席した。
会合では、夏の参院選から導入される18歳選挙権、中小企業対策、消費税の今後、社会保障と税の共通番号(マイナンバー)制度、北朝鮮への対応など、質問が相次いだ。また、平木氏のリフレッシュ方法についての質問も出た。男女の明るい司会と同氏のユーモアを交えた回答で、たびたび笑いが起きた。
18歳選挙権に関する質問は「“政治とは何か”ということを若い人たちにどう伝えればいいか」というもの。平木氏は「政治は、われわれが暮らしている地域や日本、社会のありようを一緒に考えて、つくっていくこと」「高校生に政治への要望を聞くと『ありません』と皆さん答えるが、課題を聞くと『お父さんが失業して、大学に行けないのが一番の悩み』『ピアニストになりたいが、市の中に腕前を披露する場所がない』と言う。これは全部、政治の課題。若い世代の皆さんの意見を聞き、一緒に政治をつくっていくという意味で、18歳選挙権は大きな制度改正だ」と語った。
参加した上條結嘉さん(19)は「少し難しかったが、政治について考える機会ができて良かった。また参加したい」と話していた。(2016/02/12公明新聞)