HIRAKI DAISAKU Website

Blog

2016.6.25

『他党にはない「3つの力」』

こんにちは。平木だいさくです。

参議院通常選挙が公示され、18日間の熱い(暑い?)選挙戦が始まりました。

『安定の自公』対『混乱の民共』との表現に象徴されるように、今回の参院選は、与野党間で、これからの政治の主導権をかけた戦いとなります。

断じて、負ける訳には参りません。

加えて、公明党にとっては、結党以来初となる7つの選挙区に候補を擁立して挑む参院選です。

7選挙区の完勝、並びに比例区6議席以上という金字塔を打ち立てるべく、自身が候補者のつもりで、全力で戦い抜いて参ります。

さて、今日のテーマは、連立政権における公明党の存在感について。

国民の考え方やニーズが多様化した現代の日本社会において、連立政権による政府の運営は、いわば時代の要請と言えます。

しかし、この連立の枠組みの中で、一体感のある政権運営を行いながら、同時に、党としての“個性”や“らしさ”を発揮し続けることはなかなか難しい。

最初に公明党と自民党が連立を組んでから既に16年半が経過しているのですが、私は、最近になってようやく、両党が互いに個性を認め合い、上手く生かし合う成熟した関係が出来てきたと感じています。

では、連立の中で発揮されている“公明党らしさ”とは一体何でしょう。

先日、山口那津男代表が日本外国特派員協会において、この点を『他党にはない公明党の「3つの力」』として講演していますので、ご紹介させて頂きます。

まず1点目は、小さな声を聴く力です。

もう、公明党を象徴する言葉として、すっかりお馴染みのフレーズですよね。

徹底して、現場に入り、困っている人、悩んでいる人の声を逃さず聴き、それを地域に密着した党のネットワークで、政策として実現する力のことです。

東日本大震災や最近の熊本地震においては、この力が遺憾無く発揮され、被災者に対する二重ローンからの救済や、義援金の差し押さえ禁止措置が取られることとなりました。

2点目にあげたのが、生活実感に根差した政策を実現する力。

『大衆とともに』を党是に掲げ、庶民の気持ちがわかる政党だからこその実績は、枚挙にいとまがありません。

例えば、今回の参院選の公約では、どの政党も、返済の必要がない給付型奨学金の導入をうたっていますが、本家本元は私たち公明党です。

家庭の経済状況によって、教育の機会が奪われることがあってはならないとの信念から、給付型奨学金の創設を国会質問で最初に取り上げたのは、およそ半世紀前。

以来、奨学金制度の拡充に地道に取り組みながら、ようやく政府方針の中にも、公明党の強い主張で、給付型奨学金の創設が明記されたところです。

そして最後の3点目が、平和外交を進める力。

平和安全法制が成立した後、真っ先に中国と韓国に飛び、習近平国家主席や朴槿恵大統領と直接会談を行ったのが、山口代表でした。

民主党政権時代に冷え込んだ両国との関係改善の先頭に立って行動し、その後の日中・日韓首脳会談の実現につなげることができたのは、ご存知のとおりです。

2009年に野党に転落した際、公明党に寄せられた批判の1つが「連立に埋没して、“公明党らしさ”が十分に発揮できなかった」というものでした。

当時、この言葉を聞いて、悔しい思いをされた党員・支持者の皆さまも多いと思います。

しかし今、試練の時を経て、再び与党に押し上げて頂いた公明党は、政権のまさに要としての存在感を放っていると、深く自負しています。

「公明党が連立政権にいるからこそ、国民のニーズを幅広くとらえた、安定した政治を進めることができる」

山口代表が講演の中で力説したとおり、私もこの夏は、各地の街頭で、公明党ここにあり!と力の限り訴えて参ります。