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2019.7.31

先進的な防災・減災の取り組みを視察=党国交部会

標識から過去の水害で記録した浸水深を確認する(右から)三浦、太田(昌)、平木の各氏ら=31日 新潟・三条市


 

公明党国土交通部会(部会長=中野洋昌衆院議員)は31日、新潟県三条市を訪れ、大規模水害から人命を守るための取り組みを視察した。三浦信祐部会長代理(参院議員)、太田昌孝副部会長(衆院議員)、平木大作参院議員らが参加した。

同市では、2004年7月の集中豪雨で一級河川の五十嵐川などが決壊し、死者9人と市街地の大規模浸水などの被害が発生した。一行は、住民の防災意識を高めるために同市が進める「まるごとまちごとハザードマップ事業」を調査。約1200カ所の電柱に水害発生時の想定浸水深や最寄りの避難所を明記した標識の設置状況を確認した。市担当者は「被害が発生した地区では当時の実績浸水深を表示し、水害の記憶を風化させないようにしている」と説明した。

一行は、補強した堤防や防災拠点機能を備えた市水防学習館も訪問。三浦氏は「頻発する水害から命を守る対策を全国に普及していきたい」と語った。