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2019.9.18

台風15号 被害の傷跡深く 千葉の畜産農家らを訪問

牧場経営者の小林さん(右)から話を聞く平木氏(中)と秋林貴史県議=18日 千葉・山武市


 

公明党千葉県本部(代表=富田茂之衆院議員)は18日、長引く台風被害の影響を把握するため、所属の国会議員、地方議員が県内各地で調査活動を行った。

平木大作県幹事長(参院議員)は、停電が長期化している山武市で畜産業、農業を営む経営者を訪問。肉用牛を育てる小林牧場の経営者の小林将男さん(63)は「電気は発電機で確保しているが、牛舎の屋根が暴風で飛び、餌は浸水して使えない」と被害の大きさを語った。また、先行きに不安を抱える畜産業者も多いことから「激甚災害に指定するなどの支援をお願いしたい」と要望した。

農家の堀越英夫さん(62)は、暴風被害を受けたビニールハウス前で、農家の安心のために支援策を早期に示してほしいと語った。

調査後、平木氏は「農業被害は深刻だ。営農再開に向けて支援していきたい」と強調した。