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2019.9.17

台風15号被害 経営者らが窮状訴え

台風の暴風被害を受けた洗米場で小泉専務取締役(中)から話を聞く平木氏(左)ら=17日 千葉・富津市


 

平木大作県幹事長(参院議員)は富津市を訪れ、1793年創業の歴史ある酒蔵・小泉酒造合資会社で、いまだに続く停電について、経営者から一日も早い復旧を望む声を聴いた。

同社の小泉文章専務取締役(36)は停電で酒を貯蔵する冷蔵コンテナが稼働せず「商品の劣化が心配だ」と窮状を訴えた。また、復旧の見通しが二転三転していることについて「最初から長期化することが分かっていれば違う対応もできた。今月末から予定していた新酒造りも延期せざるを得ない」と肩を落とした。暴風被害を受けた洗米場などの施設復旧や倒木への対応でも要望があった。

平木氏は、「停電が長期化していることを重く受け止めている。被災した企業が迅速に設備復旧し、事業再開できるよう支援していきたい」と述べた。

このほか、平木氏は同市の大栄鉄工所で台風の暴風被害の状況を視察した。