2023.7.11
AI、第三者の検証必要
公明党の生成系AI利活用検討委員会(委員長=平木大作参院議員)は11日、衆院第1議員会館で会合を開き、AI(人工知能)のリスク管理ツールを提供する米国発のスタートアップ企業「ロバストインテリジェンス」で政策企画責任者を務める佐久間弘明氏から、AIリスクへの対処に関する動向について講演を聴き、意見を交わした。
佐久間氏は、生成AIの流行により品質やセキュリティー、倫理面で「AIリスクは複雑化・多様化している」と説明。こうしたリスクに対処するため、AIを第三者が検証する仕組みを導入し、消費者や企業側に情報を提供することで「AIへの信頼性を確保すべきだ」と訴えた。
出席議員からは、第三者検証の具体的な方法や実施主体などについて質問が出た。