創造的復興　若い英知で

平木大作復興副大臣は12日、福島県大熊町で、若手経営者でつくる広域連携組織「HAMADOORI13（浜通りサーティーン）」と意見交換した。真山祐一県議が同行した。
吉田学代表理事は、東日本大震災と東京電力福島第1原発事故からの復興に向け、浜通り13市町村で起業する若者を支援する「フェニックスプロジェクト」の取り組みを紹介。花の酵母を使った地酒造りや中高生向け留学体験プログラムの運営など、同プロジェクトに採択した18の事業を説明し「県内外から若い英知が集結し、雇用創出や移住・定住など活気が生まれている」と述べた。
平木副大臣は「被災地で若者の活躍が広がる持続可能な事業モデルになる。福島の創造的復興につながるよう応援したい」と語った。