地雷除去を支援

山口那津男常任顧問とともに、参院議員会館で国連のローズマリー・ディカルロ政務平和構築担当事務次長と懇談し、国際社会の平和と安定に向けた取り組みなどを巡って意見を交わした。

ディカルロ事務次長は、紛争予防や調停といった国連の取り組みを紹介した上で、人工知能（AI）をはじめとする「現代的な脅威にも対処していかなければならない」と指摘。9月の「未来サミット」で採択された成果文書にも課題が盛り込まれたとして「日本の引き続きの支援を期待したい」と述べた。

山口常任顧問は、人間の尊厳、法の支配に基づく国際秩序の重要性に触れ「国連の役割は大きい。必要なバックアップをしていきたい」と強調。その上で、これまでに実績のある分野での人的・経済的支援をさらに行っていくことが日本の役割だと語った。

具体的には、公明党の推進で日本が東南アジアの地雷除去を支援してきたと強調。アフリカなど他地域にも貢献できるよう「積極的な取り組みが必要だ」と語った。