2013.5.31
講演に手話通訳を
先日、時局講演会に参加された方からお手紙を頂きました。耳が不自由なので、講演に手話通訳をつけてほしいとの内容でした。こちら側の体制が不十分であったことを申し訳なく思うとともに、講演会以外の場でも、例えばネット配信動画に字幕をつけるなどの努力を怠ってはいけないと改めて認識しました。
実は、公明党の時局講演会では手話通訳をつけることが多いのですが、それでも通訳をして下さる方の手配が間に合わず、全体の3〜4割くらいでしか実現できていません。地域によっては、手話通訳者の確保が難しいところもあります。
そうした意味では、今晩の那須塩原市の会場での取組みは画期的でした。講演内容が、その場で字幕に映し出されるため、耳に障害がない方でも、聞き逃した部分を字幕で確認することができ、大変便利です。
本日ご協力頂いたのは、パソコン要約筆記サークル「きぶな」の皆様でした。確かに正確な速記にも一定の技術が必要ですが、それでも手話を一から始めることに比べると、ハードルはぐっと下がります。今後も「福祉の公明党」らしく、こうした先進的な取組みを全国に広げていければと思います。