HIRAKI DAISAKU Website

Blog

2013.11.17

『転機にある日本の農業』

みなさんこんにちは。平木だいさくです。

突然ですが、クイズです。今日11月17日は何の日でしょう?

 

正解は「公明党結党記念日」でした。昭和39年11月17日、公明党は「大衆とともに」との立党精神を高らかに掲げて船出しました。以来49星霜。国民不在の政治の中から誕生し、一貫して大衆の思いに寄り添いながら戦い続けた日々でした。

今日よりは、明年の結党50周年を目指し、先輩たちの築いた伝統と立党精神を堅持しながら、更なる飛躍を期して新たな一歩を踏み出して参ります。

11月に入ってから、実は私自身も新たな一歩を踏み出しました。所属する農林水産委員会で、初質問を含め、この2週間で一気に3回も国会の質問に立つ事ができました。

これまで現場を回る中で見聞きしたこと、考えたことを駆使しながら、各回30分程の限られた時間の中で、何を成果として勝ち取るのかを意識して質問を構成しました。まだまだ到らぬ点も多いのですが、これからも毎回、真剣勝負で臨みたいと思います。

それにしても最近、農業に関する報道が多い事にお気づきでしょうか?

TPP参加交渉における農作物の輸入関税の問題、40年以上続いてきた米の生産調整の見直しなど、連日農業の話題が紙面をにぎわせています。

担い手の高齢化が進み、耕作放棄地の面積も滋賀県と同じ広さにまで拡大してしまいました。このまま放置しておけば、日本の農業は10年後には消滅してしまう。農業の一大転換点に、農政に携わらせて頂くことの責任の重さに、身が引き締まる思いです。

日本では長らく「猫の目農政」ということが言われてきました。農業政策が、まるで猫の瞳が明るさに応じて形を素早く変えるように、クルクル方針転換を繰り返してきたことを揶揄する言葉です。

これでは現場、とくに生産者はたまりません。まずは担い手の皆さんに安心して農業に取り組んで頂けるよう、しっかりと現場の方たちの声を政治に届け、また丁寧に政策を伝える努力をしていきたいと思います。

さあ、結党50周年へ向けて、今日もフル稼働で頑張ります!