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2014.9.13

クラークUNDP総裁と会談

女性の活躍推進で協力

公明党の山口那津男代表は13日、東京都新宿区の公明党本部でヘレン・クラーク国連開発計画(UNDP)総裁の表敬を受け、会談した。岡本三成(衆院議員)、平木大作(参院議員)の両国際局次長が同席した。

クラーク総裁は、12日に東京で開幕した政府などが世界各国の女性指導者らを招いて女性政策を議論する国際シンポジウム(女性版ダボス会議)に合わせて来日。席上、来年開かれる第3回国連防災世界会議(仙台市)や、国連気候変動枠組み条約第21回締約国会議(COP21、パリ)などに触れ、「あらゆる分野で女性のエンパワーメントを高める必要がある。防災、復興、気候変動対策などでも女性が意思決定に加わるべきだ」と述べた。

これに対して山口代表は「今後、社会のさまざまな分野で女性が活躍するための画期的な政策を実行したい」と強調。また、公明党は全議員の3割を女性議員が占めることを紹介し、「政治に女性の声を適切に反映させるには、女性議員の役割がますます重要になる」と指摘した。

最後にクラーク総裁が「一貫して平和を推進してきた公明党は私たちと全く同じ考え方だ」と、UNDPへのさらなる協力を要請。

山口代表は「公明党は今年で結党50年を迎えるが、日本の平和国家としての歩みを支えてきた誇りを持っている。これからは人間の安全保障に注目した平和構築が重要になるが、UNDPと協力して好ましい社会をつくりたい」と応じた。

(公明新聞:2014年9月14日(日)付)