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2015.3.28

『税制で中堅・中小企業に春風を』

こんにちは。平木だいさくです。

春風が心地よく吹いています。関東では、日中シャツ一枚で歩く人の姿も。

こんなポカポカ陽気の日には、外でのんびりランチを楽しみたいですよね。

そんな方にオススメしたいのが『おにぎらず』。

私も先日知ったばかりなのですが、世間では今、ちょっとしたブームのようです。

作り方はとっても簡単。ラップの上にのりを乗せて、中央にご飯を平たく敷きます。

お好みの具材を乗せたら、更に上からご飯をかぶせてサンドイッチ。

最後にのりの四隅を折り、適当なサイズにカットして完成!

ご飯を握らないため、手が汚れず、食べやすいと人気に火がつきました。

私の説明でわかりにくい方は、是非ネットで検索してみてくださいね。

さて、今週は水曜日に本会議、木曜日に農林水産委員会でそれぞれ質問に立ち、大わらわの一週間でした。

特に2度目の登壇となった本会議では、前日からお腹が痛くなり、当日も緊張しすぎて、喉はカラカラ、足もふらふらに…。

本会議はテレビ中継もよく入るのでお気付きの方も多いと思いますが、通常の委員会とは、質疑のやり方がそもそも異なります。

質問者は、登壇すると、答弁する閣僚の方ではなく、議場にいる全議員に向かって話すことになります。

そして、制限時間内に用意した全ての質問を一気に読み上げます。

質問者が降壇して自席に戻ると攻守交代。今度は、閣僚がまとめて答弁を返すため、丁々発止の議論を行うわけではありません。

ただひたすら、目の前の原稿を読むだけ。

感覚としては、質問というより、演説に近いと言えます。

ただ原稿を読み上げるだけなのですが、これがなかなか難しい。

与党側の議員が質問に立てば、当然野党からは野次がどんどん飛んできます。

これが結構はっきり聞こえてしまうため、気にしすぎると質問の腰を折られることに。

短い時間とはいえ、公明党を代表して質問に立つ以上、責任も重大です。

今回、私に与えられた質問のテーマは『地方税制』。

公明党の屋台骨である地方議会の皆様に、少しでも春風を送りたいとの思いで、何とかやりきることができました。

私が質問の中で強調したのは、今回の税制改正において、公明党が勝ち取った中堅・中小企業に対する手厚い支援策でした。

昨年末の税制見直しの議論の中で、争点の一つとなったのが、地方税の根幹である法人事業税のあり方です。

これまでは、企業の利益に対して課税することを基本としてきたのですが、これを抜本的に見直し、企業の規模や事業活動の大きさをベースに課税する方針が打ち出されました。

いわゆる『外形標準課税』という考え方です。

これはある意味、理にかなった税負担のあり方と言えます。

なぜなら、企業に対する課税は、その企業が受けている公共サービスへの対価だとすれば、課税のベースを利益とするより、企業の規模やその活動の大きさに置く方が合理的だからです。

しかしここで、一律改正に待ったをかけたのが公明党。

地方議会の皆様から寄せられた多くの声をもとに、我々が懸念点として指摘したのが、中堅・中小企業に対する悪影響でした。

その多くが赤字経営を脱しきれていない現状を鑑みれば、赤字であっても応分の負担を求められる税制への転換は、過度な負担増につながりかねません。

最終的には、公明党の粘り強い主張により、中小企業に対する『外形標準課税』の免除と、中堅企業への負担軽減措置を行うことが決まりました。

今、各地の中堅・中小企業からは、安堵の声が聞かれています。

普段はあまり耳にすることもない『地方税制』。

でもそれは、地方経済のゆく末に大きく影響を与えます。

そしてその中には、公明党・地方議会の声が確かにいきています。

これからもネットワーク力をフル活用して、地方に暖かな春風を送って参りたいと思います。