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2015.6.2

国連の地雷対策部長と会談

公明党の山口那津男代表は2日、衆院第1議員会館で、国連PKO(平和維持活動)局地雷対策サービス部(UNMAS)のアニエス・マカイユ部長の表敬を受け、懇談した。平木大作党国際局次長(参院議員)が同席した。

席上、マカイユ部長はUNMASの活動に対する日本の貢献に謝意を表明。その上で、地雷除去を担う若い人材を現地で育成することがその国の雇用確保にもつながるとの考えや、テロ防止策として不発弾や放置弾薬を確実に処理する必要性などを語った。

山口代表は、地雷除去や不発弾処理などで知見のある途上国が他の途上国を支援する「南南協力」に言及し、「こうした協力を支援することが地雷除去を通して現地国の若い人に雇用をつくり出す取り組みにも貢献する」と語った。

一方、マカイユ部長はUNMASの活動に対するさらなる支援を要請。山口代表は「これまでのPKOの経験を生かしながら、日本の得意とする分野で協力していきたい」と応じた。(2015/06/03公明新聞)