2015.6.17
農業法人の取組みを視察
公明党青年委員会は17日、千葉県富津市を訪れ、農業生産法人・株式会社百姓王(森田泰彰代表取締役CEO)が取り組む農地集積や、耕作放棄地の再生を視察するとともに、必要な支援策などについて意見を交わした。新妻秀規青年政策ワーキングチーム座長、平木大作参院議員、真山祐一衆院議員が参加した。
昨年1月に設立された同社では、20代~60代の青壮年16人が活躍。農家の高齢化などによって生産性が下がった農地や、地域で増え続ける耕作放棄地について、所有者から依頼を受けて再生を担い、コメなどを生産しているほか、稲刈りなどを農家から請け負う作業受託も行っている。
一行は、同社の取り組みによって“よみがえった”水田を視察。意見交換では、森田氏が農地集積について「農地の集まりが想定より早い」として、担い手確保を支援する必要性を強調。新妻座長らは「都市部にも就農したい人はたくさんいる。しっかり後押しできる仕組みを考えたい」と応じた。
党青年委員会では、昨年8月に発表した「青年政策アクションプラン」の改訂を検討中。視察終了後、新妻座長は「今回の視察内容を生かし、農業でも青年が希望を持てるようなプランにしたい」と述べた。(2015/06/18公明新聞)