公明党の山口那津男代表は6日、衆院第1議員会館でパナマのリッテル・ディアス駐日大使の表敬を受け、懇談した。公明党の上田勇国際委員長（衆院議員）、平木大作国際局次長（参院議員）が同席した。

ディアス大使は、太平洋と大西洋を結ぶパナマ運河の拡張工事が年内に終了し、来年4月に開通する予定だとして、開通すれば両国が「より緊密な関係を築ける」と語った。さらに、パナマの都市交通整備に対する日本の技術協力を要請。同国と日本を直接結ぶ航空路の必要性も訴えた。

山口代表は、これまで日本がパナマ運河に対して支援してきたと述べた上で「海、そして今度は陸（鉄道）、空と、いろいろな協力のバランスを取っていきたい」と力説した。

このほか、ディアス大使は、バレーラ大統領が訪日の意向を示していることに言及。山口代表は「ぜひ実現を」と応じた。（2015/07/07公明新聞）