2016.8.29
公明党千葉県本部夏季議員研修会
中南米交流の道開く
きょう党訪問団が出発
公明党の山口那津男代表は29日、千葉市で行われた党千葉県本部(富田茂之代表=衆院議員)の夏季議員研修会に出席し、あいさつした。
この中で山口代表は、7月に行われた参院選の大勝利に改めて謝意を述べるとともに、「新たに広がった支持層を維持し、今後の拡大につなげていくことが重要だ」と指摘。その上で、日本政治の安定に公明党が果たす役割にも大きな期待が寄せられているとして、「公明党の持ち味はネットワークの力だ。国会議員の数だけでは政治は動かない。地方議員との連携で日本の政治を支えているとの誇りを持って前進しよう」と訴えた。
また、きょう30日から党中南米訪問団としてパナマ、コロンビア、キューバの3カ国を訪問することを報告。このうちコロンビアでは半世紀にわたる反政府ゲリラとの内戦が終結し、キューバも54年ぶりに米国と国交を回復したことに触れ、「中南米が安定することによって、国際社会はさらに平和で豊かになる。党としても中南米交流の道を開き、固め、揺るがぬものにしていく使命を自覚し、役割を果たしたい」と強調した。
この後、富田県代表は、議員の日常活動の強化などについて、「一歩踏み出す勇気を持って党勢拡大に向けて闘っていこう」と呼び掛けた。
研修会では、参院選の結果を踏まえてディスカッションを行ったほか、マナー講師の伴美彩さんが「思わずYESと言いたくなる第一印象の作り方」、千葉大学の水島治郎教授が「グローバル時代の政治と千葉のまちづくり」をテーマに講演した。
(2016/08/30公明新聞)