2016.8.30
中南米3カ国歴訪へ出発
政治・経済の交流強化へ
公明党の山口那津男代表を団長とする党中南米訪問団は30日午前、9月8日までの日程でパナマ、コロンビア、キューバの3カ国を訪問するため、全日空機で成田空港を出発した。遠山清彦国際局長(衆院議員)、平木大作国際局次長(参院議員)が同行した。
公明党が中南米に訪問団を派遣するのは初めて。今回の初訪問では、日本と中南米の政治、経済、文化交流の強化をめざして、各国の要人をはじめ、政府や議会の関係者と意見交換し、関連施設の視察などを活発に行う予定だ。
出発に先立ち山口代表は、成田空港内で記者団の質問に答え、「キューバは昨年、米国と国交正常化し、これからの発展が期待される」と強調。政府と反政府ゲリラ組織との間で和平合意が成立したばかりのコロンビアについては、「平和と安定が取り戻される大事なタイミングだ」と指摘し、パナマに関しては、運河の拡張工事が完了したことを踏まえ、「海上交通でも、また航空路でもハブ(拠点)化していく重要なポイントになる」と述べた。
その上で「こうした国々の平和と安定や経済協力に日本として役割を果たすべく訪問したい」と語った。
(2016/08/31公明新聞)