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視察する山口代表(右端)、平木氏(左から二人目)ら=東京・江東区
2019.6.4

東京メトロ訓練センターを視察

公明党の2020年東京オリンピック・パラリンピック推進本部長の山口なつお代表(参院選予定候補=東京選挙区)と平木だいさく青年委員長(参院議員、同=比例区)らは4日、東京都江東区にある「東京メトロ総合研修訓練センター」を訪れ、鉄道施設のバリアフリー対応や、訪日外国人客の増加に備えた安全対策などの課題を探った。

 視察には、三浦信祐、熊野正士の両参院議員、細田勇都議が同行した。

 一行は、東京メトロの山村明義代表取締役社長らの案内で、実際の設備を使って再現した「模擬駅」を見て回り、自動券売機の多言語対応や、異常発生時の情報提供などについて説明を受けた。

 同社の担当者は、20年夏までに▽77%の駅にホームドアを整備▽駅構内の一斉放送で4カ国語に対応▽全車両への無料Wi―Fiを完備――する計画なども紹介した。

 山口代表は、東京五輪・パラリンピックに向けて「鉄道の安全運行はもちろん、利便性向上やバリアフリー化が急がれる。国として、鉄道事業全体のレベルアップに向けた予算措置や制度設計に配慮していく」と語った。