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2019.9.14

赤羽国交相 台風15号禍の千葉を視察

電柱倒壊や住宅損壊の被害に遭った現場を視察する赤羽国交相(左端)と平木(右端)=14日 千葉・鋸南町


 

赤羽一嘉国土交通相(公明党)は14日、台風15号で住宅損壊や長引く停電など甚大な被害に遭った千葉県各地を視察した。これには公明党同県本部の富田茂之県代表(衆院議員)、角田秀穂県副代表(前衆院議員)、平木大作県幹事長(参院議員)らが同行した。

このうち鋸南町では、暴風で電柱が倒壊し、住宅が大きく損壊した現場へ。白石治和町長は「被害に遭った人の中でも特に高齢者が大変。復旧には支援が必要だ」と要望した。また館山市では、倒木で電柱が破壊された被害状況を視察。金丸謙一市長は「停電が一番困っている。まだ市内の半分しか解消されていない」と述べ、早期復旧を求めた。

視察後、赤羽国交相は、停電解消に向け、東京電力と建設業者の連携を促し、電線が絡まった倒木処理を加速化させる考えを表明。「一日も早い復旧をめざし、万全の対応を取りたい」と語った。さらに電柱倒壊が相次いだことを踏まえて、「電線地中化を前に進めなければならない」と述べた。