2020.10.26
『気候変動対策が政権の重点政策に』
本日、第203回臨時国会が召集されました。
注目は菅総理が初めて行う所信表明演説。
新型コロナ対策と経済の両立、デジタル化や災害対策など国政の重要課題に対する考えが続く中、議場で最も大きな拍手が起きたのは、グリーン社会実現に向けた決意の部分でした。
「我が国は、2050年までに温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする、すなわち2050年カーボンニュートラル、脱炭素社会の実現を目指すことを、ここに宣言いたします。」
近視眼的な政策の羅列が多い所信表明演説で、中長期の、しかも地球環境問題にコミットするのは極めて異例のこと。
伏線は9月15日に交わされた、『自民党・公明党 政権合意』にありました。
この中で、公明党の主張で新たに加わったのが、気候変動対策や環境・エネルギー問題でした。
「もはや、温暖化への対応は経済成長の制約ではありません」
国連のSDGs(持続可能な開発目標)とも合致する政策転換を着実に進め、将来世代に、地球環境に責任を持つ政治を実現してまいります!