2021.3.15
ワクチン接種記録システムの導入にサポート必要/予算委員会
参院予算委員会は15日、菅義偉首相らが出席して、新型コロナワクチンなどに関する集中審議を行い、公明党から平木大作、下野六太氏が質問に立った。
平木は、党が実施したワクチン接種に関する「自治体意向調査」に言及。接種状況を迅速に把握するための「ワクチン接種記録システム」について、一部の自治体が導入に消極的なことから、丁寧な情報発信とともに「財政面にとどまらない、きめ細かな支援が必要だ」と訴えた。
河野太郎行政改革担当相は「財政面に限らずサポートする」と応じた。
同委では、NTTの澤田純社長と放送関連会社「東北新社」の中島信也社長が参考人として出席。平木が総務省幹部との会食時の話題を聞いたのに対し、澤田氏は「総務省所管に関する話題はない」、中島氏は「許認可に関する要望はない」と答えた。