2022.8.25
日本の安保環境は深刻
公明党外交安全保障調査会(会長=佐藤茂樹衆院議員)は25日、衆院第2議員会館で勉強会を開き、日本を取り巻く安保環境と国際情勢を巡る政府の現状認識について説明を聞いた。
政府側は、現在の国際情勢について「国際社会は戦後最大の試練の時を迎え、新たな危機の時代に突入している」との認識を示し、日本においても「安全保障上の課題が深刻化している」と指摘した。その上で、周辺国がミサイル開発を進め、精密な打撃能力を向上させているほか、AI(人工知能)の導入や、無人・有人を組み合わせた戦い方が広がっていると分析した。
出席議員は、今後のミサイル防衛計画や、宇宙分野における各国の競争状況などについて政府の見解を聞いた。