2024.1.22
半導体製造の設備投資強化を
公明党半導体基盤強化プロジェクトチーム(座長=稲津久衆院議員)は22日、半導体の製造工程に不可欠な露光装置事業を展開するキヤノン株式会社の宇都宮事業所(宇都宮市)を訪れ、今後さらなる市場拡大が見込まれる半導体関連産業を巡り意見交換した。
冒頭、稲津座長は半導体の製造基盤の強化に向け、設備投資や人材確保などを念頭に「しっかりと後押ししていきたい」と力説した。
武石洋明専務執行役員は、世界各国で半導体への大型投資が計画されていることなどに触れ、技術開発や設備投資を積極的に行う必要性を強調。同社では生産能力強化へ、新工場が2025年に完成予定だと説明した。業界の課題である人手不足に対しては、人材確保と省人化に向けた設備投資で対応していく考えを示した。